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zoom RSS 生物多様性 −雑感−

<<   作成日時 : 2011/02/06 17:58   >>

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画像このところ、生物多様性保全が叫ばれ、国政の中でも重要課題として論じられる様になり、自然大好きを標榜する者にとっては、そうした機運に安堵する日々でもある。他方、国内も含めて世界のどこかで、1日にほぼ3万の人々が飢餓或いはそれに関連する原因で死亡している現実を思い合わせると、比較的に自然豊かと言われている狭い日本の中で、食料の過半数を海外に依存しながら生物多様性保全を標榜することに些か割り切れなさを覚える。

これまでの、お手軽で人間だけに都合のよい環境作りをしてきた人間は、人智の及ぶべくもない偉大な自然から、これまで生態系の頂点にいて、その食物連鎖のバランスを巧妙に保っていた大型捕食者たちを滅亡させ、生態系を破綻させてしまった代償を求められている。今や、人間が捕食者の代役を果たせるかどうか?が問われているのではないだろうか。人間がその役割を果たせないとしたら、人間が喰われることも覚悟で、その大役を担っていた捕食者たちを復元する努力が必要なのかもしれない。

私達現生人類は異常繁殖し過ぎた結果、民族紛争や宗教抗争に名を借りた、止めどない食料と水争奪戦に直面しているわけである。地球という限られた資源の中で、環境に過剰な負荷をかけ続けている現生人類の未来には、嘗ての恐竜たちや、数百万年来生まれては消えていった北京原人やネアンデルタール人など旧人類たちと同じ運命を辿っているのではないかと、暗澹たる思いを抱かざるをえない。地球歴45億年の中で、ほぼ20万年と言うピンポイントの時間内に、大型捕食動物に喰われながら、所謂"神の代理”などと自惚れるまでに急速に頭脳を発達させてきた現生人類のこれからの在り様が、今問われているように思えてならない。写真は所謂’熊の皮剥ぎ’、生々しい熊の爪あとが残る杉の大木(於芦生の森)。


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